緑生ブロック (許・工法特許・意匠登録済) 

 

 山健コンクリートは緑生擁壁(ようへき)グループに加盟しています 。

 現在、熱帯雨林の破壊、又は自動車などによる大気汚染とオゾン層の破壊等、多くの社会問題があります。このことは人工の増加と都市化、さらに文明の性急な発達によるもので、全ての人間の行為によるものです。

  この解決には、人間の文化意識の向上による以外にないと考えます。文化意識の向上をはかるためには、その教育を行うことが大切ですが、その他に都市空間と生活空間の整備が最も重要であると考えます。都市の美しさ、緑のある生活空間があると、人々の心にやすらぎと潤いがやどり、生活と人生に生きがいを感じるようになります。 

 このため私たちは、身近な道路の「のり面の緑化」が、文化意識の向上の第一歩であると考えています。

 

 

特長・効果・構造内容

 

◎宅地造成等規正法施工例第15条の規定において建設大臣認定を取得しました。

◎土質により地上高5mまで可能です。

◎緑生ブロックの間に胴込めコンクリートを打設する事により緑生擁壁となります。また、必要により胴込め部に鉄筋を配筋する事で鉄筋コンクリート擁壁となり、その工法はもたれ式擁壁となります。

◎ブロックと胴込めコンクリートは一体化された擁壁であるために、地震や不等沈下などに対して強くなり、安全性が高く、また胴込めコンクリートに鉄筋を入れることができるので扶壁式やアンカー式など各種工法が可能です。

◎最も手間のかかる1段目ブロックの据付に基礎ブロックを使用する事によって施工が容易になり、スピードアップが図れます。

◎排水用栗石は緑生ブロック間の胴込めコンクリート後部のみとし、緑生ブロック背面は直接地山に接する構造のため、ブロック内の樹木の毛根が伸びる事ができ、枯れる心配がないのです。

◎植栽ブロックの欠点は雑草が生えてくることですが、緑生擁壁グループでは雑草防止材を開発しました。

 


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